北海道編
前年の秋頃、ネットで知りあった方々の中からふと出た「北海道行きたいねー」と
いう一言からあれよあれよと言う間に企画が盛り上がり、様々な方の尽力により無
事２月雪祭り観光シーズン真っただ中に無事飛行機の切符も取れ、観光組とスキー
組に分かれての冬の北海道――小樽、札幌旅行実現と相成りました。(^^)
めったに行けない北海道、なのでここに記しておきたいと思います。
（注：ものすごい長文です。(^^;)それも字ばっかり‥‥）
１日目
羽田出発組と西方面からの現地集合組と無事に千歳空港に集合。
出迎えて下さった現地の方が連れた赤ちゃんとともに大人９人＋赤ちゃん１人、
という何処かで聞いたような人数構成(笑)で、昼食にと空港内の「王華」とい
うラーメン屋に入る。北海道だし、とここで味噌ラーメンを食す。
その後ＪＲで札幌経由で小樽へと向かう。小樽築港駅で下車。宿は貸別荘なの
で準備組と買い出し組に別れる。
私はたっての願いで買い出し組に混ぜていただく。(笑)地元の食材を見られる
チャーンス！を見逃す手はないからだ。４人でマイカル小樽のサティ地下食料
品売り場へ向かう。（しかし店内すごーく広くてかなりお洒落だった）
寄せ鍋にする事に決まっていたのでそれ用の食材を買い込む。味付けは寄せ鍋
の素（かつお＆かに）という北海道っぽいのがあったのでそれにする。野菜は
白菜、葱、春菊、えのき、しいたけ。あとはとーぜん海の幸！(^^) ほたて、は
まぐり、真たら、あんこう、とあとは現地の方の「鍋壊し」（あまりの美味し
さに鍋を壊すほどの勢いでつつく‥からついたかじか鍋の異名）のアドバイス
を思い出してかじか。後は試食して美味しかったのでつみれ（かに、えび、鳥
ごぼうの３種）、売り場のにーちゃんのアドバイスで白子。だし用に鳥肉。
それにしても‥‥さすが北海道！で海産物が新鮮で安い！！ので思わずコ
−フンしてしまった。(*^^*) 大きなほたて（ひも付き）１０個が４５０円位。
はまぐりも中くらい８個で４００円位。お魚もだいたい１パック４００円位。
つみれも小さめのパック３つで４８０円。内地だと倍はとられるよねぇ、と
感心しあった。
後はお惣菜＆酒のつまみに、とたこ、ほたて、いかのフライ、コロッケ（じ
ゃがバタ、メンチ、カマンベールチーズ、肉じゃが）ポテサラ、ごぼうサラ
ダ、お漬け物（かぶときゅうりの浅漬け、北海漬け（鮭入り麹味））えだ豆。
あとは赤、白ワイン他こまごまと大袋８つ分買いこんだのだがあとで人数割
りしたら一人約２０００円弱。安い‥‥。（感激）
お惣菜も、いわゆる「スーパーのお惣菜」っぽくなくって美味しかったし、
農産物、乳製品、海産物全部美味しいし。
‥‥いいなあ、北海道‥‥。ヘ(。。へ)☆＼(ーー;)バキッ
ちなみに試食と買い出しの途中「お腹すいた‥」とつぶやいた事から
よく食べる事がバレたのであった‥。
（だって麺類って腹持ち悪いし‥‥って駄目か‥‥）
宿へタクシーで到着。「ウィンケル」という貸別荘なのだが、山小屋ロッジ
風で中もまだ新しいのか綺麗だったし、なかなかいい感じであった。(^^) 貸
別荘なら人数の多少の融通は利くし、わいわいとアットホームに騒げて楽し
いのでは‥‥と皆で話し合って決めたのだが正解であったと思う。
借りたのは１１人用で１Ｆがフローリングでリビング、キッチン、トイレ、
２Ｆがカーペット敷きの寝室と洗面所、トイレ、バス、その上がロフトとい
う構成。窓からは朝里川スキー場が見える！！＼(^^)／夕食の準備をすませてから皆温泉にと出かける。貸別荘目の前の朝里川クラ
ッセホテルに行った方から名物のソフトクリームを分けていただく。さすが
美味であった。
入浴後皆が揃ったところでいよいよ宴会！生ビールは近くの酒屋さんから取
り寄せた樽から注ぐ本格派。寄せ鍋は非常に美味であった‥‥。(*^^*)
後はデジタルビデオを持参してくれた方がいたので御泊まりオフ恒例の００９
ビデオ観賞会となった。
モバイル持参された方も３人いたのでチャットにも興じ、ハイテンションのま
ま夜は更けていったのであった‥‥。
２日目
翌日は私を含む観光組４人とスキー組７人に分かれた。
まずは北一硝子三号館。
一時間後に落ち合うことにして一旦解散。ここは木造の建物でかなり広い！！
グラス等食器類を中心に、花瓶、アクセサリー等ありとあらゆる硝子製品が色
とりどりに並んでいる。洋風なのはもちろん和風の（ガレ風な）渋〜いのあり、
現代感覚風のあり、と美術品としても楽しめて目移りしまくってしまった。(^^ゞ
入れなかったが暗めの照明の中静かに硝子がほうっとが照らされる、とてもム
ーディーなバーもあった。
集合後次は北一硝子クリスタル館へ。
ここはその名の通り透明なクリスタル硝子製品中心で２Ｆには硝子に動物を中
心とした浮き彫りの置物が圧巻！
私は１Ｆでミニチュアワインセットを購入。硝子と金色の金属で作られた全長
約４cmのワインにかご、ワイングラス２個とワインオープナーまでついて可
愛いのである。(^^) 同行の方はペンダントを購入していた。
次は北一ヴェネツィア美術館へ。古いヴェネチアングラスの巨匠による芸術品
からその当時の貴族の部屋等が展示されていた。
ここで仮面劇のコロンビーヌだのなんだのの名前や仮面のデザインの説明の展
示に「おお！こんなところで「からくりサーカス」の源発見！」と一人で悦
に入っていた‥‥。（←馬鹿(^^;)）
蟹等の海産物店を横目にこうして硝子をたっぷりと堪能した後は昼食にと
「北海あぶりやき運河倉庫」へ。
そこへ向かう途中有名な小樽運河で記念撮影。運河沿いに立つガス燈がノスタ
ルジックでよい景観である。(^^) 夜景が綺麗そうだな、と思った。
あとは軒から垂れ下がった１ｍ以上は優にある巨大なつららが迫力で「これは
凶器になるやねえ(爆)」等と話しつつ歩いた。
さて、あぶり焼きとはその名の通り炭火で自分で食材を焼いて食べさせるお店
である。(^^)店内は煙もうもうだが広く洒落た落ち着いた雰囲気のお店だった。
迷った末海の幸、陸の幸のバランスがとれたコースを頼む。アルコールはめっ
たに飲まないのだがここはやっぱり‥‥と地ビールのヘレスというのをグラス
で頼んだのだが、何故かいつもは絶対飲む同行の方は頼まず私一人であった‥
‥。(^^;)（皆さん冷えたから、らしい‥‥）
さて、御待ちかねの食材がどーんと運ばれて来る。サイコロステーキ、牛肉、
ラム、殻付きほたて、骨つきソーセージ、ハタハタ、ほっけ、とうもろこし、
じゃがいも、アスパラ。（ほっけはなんとでかいのが一人１尾ずつであった
‥‥。豪快である。）炭火焼きはどれも美味しく、とうもろこしだけでなく
じゃがいももほくほくと甘い！(^^)
最後は焼きカニを単品注文で締めた。（これもジューシィで甘かった）
ここ、御勧めです！！
レジで目についたのでキャラメル（もろこし、じゃがバター味）を購入した。御店を出て再び北一硝子三号館へ。
私は目をつけておいた金のふちの切り子風ワイングラスと澄んだ色が美しい白、
ピンク、グリーンのイヤリング、北一ロゼワインと運河のきらめきという薄青
い瓶が綺麗な日本酒を購入。
香り、音、灯りをテーマにしたファンシーもの中心な北一硝子五号館で合流。
洋式な古い建物そのままで残っている銀行や郵便局で資金を補給した後、駅前
のミスタードーナッツで休憩。スキー組の一部と合流、雪祭りの為一路札幌へ
向かった。
（スキー組はスキーの後宝寿司、しかま寿司とそれぞれ御目当ての寿司屋で寿
司を堪能。宝寿司組は夜の小樽観光。小樽でも近年「雪あかりの路」というイ
ベントが開かれるようになったそうで運河添いにはキャンドルが灯され、水面
にも灯をともした色とりどりの浮き玉が浮かべられて何とも幻想的な雰囲気だ
った、との事。（写真後で見せてもらったのを見たらとても綺麗‥‥(*^^*)）
しかま寿司組が札幌合流組。サイドメニューにあったザンギ（という鳥肉に醤
油、酒、卵黄、にんにくで衣に味をつけて揚げた北海道風鳥の空揚げ）がビー
ルが進んで美味だった模様。）
雪祭りはずっと来てみたいと思っていた。一般市民による小さいものからプロ
？による巨大な芸術的なものまで力作が勢ぞろい！である。氷像もあり、夜に
なるとライトアップされてそれはそれは綺麗であった。(*^^*)アニメものもけ
っこうあり（おじゃる丸、ピカチュウ、どらえもん等々。ポスペのモモもあっ
た）ここに００９のがあればなぁとしばし夢想。(笑)
しかし、その内ちらちらと雪が‥‥。(^^;)お城の雪像バックにステージで歌う
新人演歌歌手が気の毒であった。気温を電光掲示板で見るとマイナス７度。
参考までに私は上はダマール、綿シャツ、フリース、ダウンジャケット、マフ
ラー、手袋、下は厚手のタイツ、ダマール、ウールのパンツ、足下は雪靴と靴
用ホカロン‥‥という自分にしては最重装備だったのだが吹雪いて来て皆限界。
観光組も歩きづめで疲れていたのでやむなく別荘へ帰る事に‥‥。
夕食は昨日の鍋の残りですませ、後は飲み会へ移行。
御一人の方提供のブルサンというフランス産チーズのアーユ（ガーリック風味）
をクラッカーに塗ったものが実によく合ってワインが進む進む！後は各人仕入
れたリンゴワインや地ビール等もあり、その日は疲れもあってか１日目よりは
静かに夜は更けていったのであった‥‥。
３日目
朝、皆でクウガを鑑賞する。(笑)
出立の用意をすませた後、寿司に心残りな有志(笑)３人で再び小樽へと繰り出
す。
開店時間まで、と北一硝子本店に行く。一番こぢんまりとしたお店でランプや
小さな置物中心。ここで私はラベンダーとはまなす柄の硝子のメモはさみを購
入した。
その後「政寿司」へ向かう。まだ開店には15分ほどあったのだが親切に中に入
れてくれた。(^^)
どうせなら、と３人とも「特選」を頼み、追加でうに蒸し、御一人は寄せ蒸し
を頼む。ネタは大きく新鮮でぷりぷりととろけるように甘いぼたん海老、烏賊、
いくら、ウ二、まぐろ‥‥さすが海が近い小樽！で堪能！！(^^)
帰りは前日目をつけておいたで紅茶とケーキでお茶をして空港へ。（店の名は
メモしてなくて忘れてしまった。(^^;)オリジナルのフレーバーティーもあり、
ケーキもなかなかだったのだが。オーセントホテルの併設喫茶だったような気
もするのだが定かではない）
（他グループは昼の札幌で雪祭り観光。ラーメン横丁でＢ’ｚお勧めらしい
「天鳳」で美味なラーメンを昼食にしたそうだ。）
空港で集合後時間に追われつつロイズの生チョコ（ホワイト）といくら醤油漬
けを御土産に買って北海道を後にした。（↑はお土産にお勧め。(^^)ちなみに
醤油漬けもヒット！でほかほかのご飯に載せて食べると絶品であった。）
冬の北海道は初めてで、服装等準備にいろいろと迷ったりしたが大きなアクシ
クシデントもなく(笑)楽しい旅行であった。心残りなのはせっかく遠くから行
っておきながら、いろいろ事前に御尽力戴いた現地の方とあまり御一緒できな
かった事であったのだが‥‥。
ともあれ改めて幹事の皆様には感謝！！(^^)
夏にも是非また行きたいと思っている。
おまけ 夏編
INSIDE SPACEヘ戻る